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北ア 似虎谷

東芝山岳部本社支部/古田、太田、塚田

2000年7月20〜21日

記録/塚田

唯一の岩魚 北アの北又川への入渓の為、この谷を詰めて入る計画であった。結果は雪が想像以上に残っており、途中敗退となった。次回再度チャレンジしたい。
計画は似虎谷〜北又川源流域〜黒岩谷〜小滝と糸魚川から周遊するコース。
 7月20日夜 太田邸に集合し車で糸魚川を目指す。関越道経由で行く。糸魚川でスーパに駐車し、入渓口の大平集落までは交通手段が無いのでやむなくタクシーで行く。大平集落の1km程度でゲートがあり、後は歩きとなる。入渓点の取水口までは林道を5km程度歩くことになる。林道下の谷には岩魚の姿もチラホラ見える。翌日の岩魚
 取水口から沢支度をして意気揚々と入渓。したにもかかわらず、地図には無い堰堤が次々と現れる。全て堰堤に着けられた手すりで垂直な堰堤登りとなる。7ヶ(もっとも有ったかも)もあり、最後の堰堤の下降ではザイルを繰り出して懸垂下降まで必要。まったく疲れる。最後の堰堤は北谷との出合先にある。
 やっと沢登りとなる、傾斜も徐々にきつくなってゆく。直にゴーロとなり、谷は6mの直瀑の滝にふさがれるのだが、この手前より、谷全体が雪渓で覆われ、目で確認はできなかった。雪渓の下を30m程度進み、左岸にぽっかり空いた穴から高巻く。ササで覆われ先が見えないため、ザイルで確保して進む。小滝をいくつか越えていくとまた谷は雪渓で埋め尽くされている。雪渓の下は真っ暗で先が見えないため、上を越すことにする。左岸より雪渓に取り付き進んでいくと突然、雪渓は切れている。高さはおよそ10m以上はあるようだ。ちょうど7mkハング状の滝と思われる滝が見えている。右岸を高巻こうとチャレンジするものの草付きが雪できれいに落とされており、よじ登れない。あちらこちらとルートを探すが適当なルートを見つけ出せない。唯一、チムニー状の小沢にルートを見いだす物の、そこへの取り付きが雪渓壁を懸垂で下降しなくてはならない。雪渓もひ弱に見え近づけない。まだ750m地点程度であり、この先の事を思いやると、たとえここを越してもやっかいな雪渓処理が随所にあると想像され、時間的にも撤退が適当と言う結論に達した。記念写真を撮って敗退する。帰路はのんびりとしながら下降していく。竿を出すが、まったく当たりが無い。黒い物が走ったようにも見えたが・・・。数時間前に懸垂下降で越してきた堰堤の登り返しができない。またしても下降で懸垂となる。岩魚は全て堰堤の下なのんもしれない。
 取水口の広場でテント設営し、先ずは淵で汗を流す。まるで大きな自然の浴槽状態である。試しに竿をそこらの流れに出すが、まつたく当たり無し。今日は岩魚無しの日とあきらめかけていると、取水口のコンクリートの割れ目(幅50cm、長さ2m、深さ1m程度)に抜け出せなくいる岩魚を発見。が以外に食には困っていないようで釣れず。夕まずめ時に太田氏がやっと釣り上げた。この岩魚は骨酒になった。テント場周辺は蛇の巣窟状態の様であった。
 7月21日 谷を見ながら下山すると結構岩魚が泳いでいる。かなりすれている様で全くつれず。大平集落でおばちゃんに帰る方法を聞いたら、駅まで送ってくれると言う。良くみたら若い女性であった。親切に感謝。
 予定は3泊なのでいきなり暇になってしまった。糸魚川でタラ汁を食した後に、岩魚の確実に釣れる谷に行くことにした。林道脇の堰堤から入渓する。直ぐゴルジェになり、濡れたくないので先に進まず。当たりはあるが結局釣れず。カモシカが林道を歩いている。林道脇で幕営。
7月22日 谷を変えて入渓する。竿を出すと早速一匹釣れた。が型がいまいちである。数年前は型の良いものばかりだったが、今年はヂビばかりである。日本から確実に岩魚が減っている感じである。上流部に遡行しながら竿を出す。いくつかの直瀑を越えても岩魚はいる。まだ魚止を見ていないので気になるが、そろそろ帰ることにする。今宵の天幕場は爺ヶ岳スキー場の駐車場。
 近いうちにまたチャレンジする予定。