ホーム山行記録⇒2003年2002年2001年2000年以前源流釣][温泉山行][花の山行][低山巡り][地域別][百名山
テレマークの分類→【北アルプス信越国境上信国境上越国境尾瀬周辺北信五岳周辺八ヶ岳周辺東海北陸・中央/南アルプス東北

朝日連峰 七ッ滝沢〜大朝日岳縦走

東芝山岳部/松永、梅村、塚田

1998年7月25〜28日

記録/塚田

 前回の朝日では、天候に全く恵まれなかった。今回は期待しての入山。沢は入山と下山の時に利用し、朝日連峰を北から南へ縦走をした。大休止
 7月25日 大鳥池までが今日の予定
 
鶴岡駅に朝早く到着。バスで大鳥集落まで行く。大鳥でマイクロに乗り換えて泡滝ダムへ。すでに10時ぐらいになっている。早速荷造りをして、東大鳥川沿いの登山道を行く。川では釣り師が何人か竿を出している。冷水沢の橋で休憩していると釣り師がやってきたので、釣れたかと聞くと、釣れないととの答え。ここ数日、快晴続きで水が動いていない、という。釣り師達はそう表現するらしい。ふーん。
 七ッ滝沢と分かれる所で沢支度し、竿を出すが、当たりが無い。やはり水が動いていないのか。松永氏と梅村氏は、早々に諦めて登山道で大鳥池天幕場に行くと言うので、小生だけがそのまま沢を詰めることした。時間もあるのでゆっくりと釣り上がる。一匹小型ながら釣り上げる。20cmに足らないサイズ。とりあえずやっと釣れた物なのでキープする。七ッ滝の直前でも何匹が釣れるが全てチビなのでリリース。この先、滝の間で釣るつもりでいたが、この遡行が大変で釣りをする余裕が無かった。右岸を高巻しながらやっとのことで大鳥池天幕場に到着。高巻で汗だらけとなったので、大鳥池の水場で行水しサッパリをする。梅村氏が大鳥池でアブラハヤと思われる謎のチビ魚を一匹釣り上げて、計二匹を酒の肴とした。
 
7月26日 以東岳経由で大朝日へ大朝日岳
昨日うって変わって天気が悪い。しめった風が吹いて山々はガスの中である。大鳥池より三角峰経由で以東岳を目指す。三角峰手前で樹林帯を抜け出て、岩と草の斜面を登って行く。以東岳山頂を過ぎた辺りでガスが流れ、展望が一気に広がった。大鳥池もよく見える。今日の目的地の大朝日岳ははるか向こうに見えている。縦走路は小刻みに登り下りを繰り返して続いて行く。緩やかな稜線、おたやかな道であるが、谷に目を向けると、山肌を削ってするどく落ち込んでいくのが分かる。朝日は稜線部では緩やかだが、谷は峻険である。狐穴小屋、竜門小屋と小屋単位で休憩し前進する。トンボが飛び回っている。竜門小屋の水場のバケツの中にヤゴがいるので、岩魚の餌としてキープ。西朝日ですでにバテバテ状態となって、ここからがくるしいー。しかし大朝日がデ〜ンと現れると元気回復。なかなかの山であることを確認して、金玉水の天幕場に急ぎ、テント設営をした。金玉水の水場でもヤゴを発見し、これも確保。どうやらトンボがバケツの水に卵を産み付けているらしい。栄養のないバケツの中でどうやって育って行くのか不思議だが、共食いなのか・・・。大朝日までは本日は行かず、テントでうだうだしながら時間をつぶす。
朝焼け 7月27日 朝日ナチュラリストの家へ下山
朝、月山が朝焼けの中、浮かんでいた。今日は下山のみで楽な日である。一登りで大朝日山頂に着く。祝瓶山方面の縦走路が続いて行く姿を見るとここで下山するのが惜しい気持ちとなる。後ろ髪を引っ張られながら中ツル尾根を駆け下りていく。朝日俣沢と黒俣沢の分岐に出たところで大休止をする。ここで竿を出す。朝日俣、黒俣でそれぞれ一匹づつ22cm程度の型の良いのを釣り上げて満足。それでも朝日では小振りサイズなのだろう。ここでも水が動いていない模様。同行の松永氏、梅村氏には当たりが無い。ここから
小生一人で朝日俣沢をナチュラリストの家まで行くことにしたが、竿を出しながら行くのだが、全く当たりが無い。さらにメジロアブが下るら連れてその数を増していく。初めの内は我慢の範囲無いであったがとうとう我慢しきれず、沢通しで行くことをあきらめて登山道に逃げる。まいった。
 松永氏達に追いつき、事情説明。アップダウンの道を進みチュラリストの家に到着し、ビールで乾杯した。さて、その後今宵の天幕場を沢の中に求めてヌルマタ沢に入った。砂地の高台を見つけて早速設営し、ナチュラリストの家で買ったビールで乾杯していると例のメジロアブが出現した。出始めると手に負えない。水の中に全身を没するしか、あいつらから逃げる方法は無い。えら呼吸できないのであきらめて、沢より出てくると猛攻撃を受ける。こっちも、ええ加減にせい、と手当たり次第にメジロを叩きのめす。そんな事を日暮までやって時間をつぶした。不思議事に夕闇が迫るとメジロを家に帰っていく様である。跡には数時間の攻防で犠牲になったメジロの無数の死体が散乱していることになった。まったく!!
 7月28日 バスで左沢(あてらさわ)に出て帰京した。