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北ア某沢C+A

東芝山岳部本社支部/松永、塚田

2000年夏

記録/塚田

 ■7/30 晴れ。最寄の駅に14時集合し、某ダムまでタクシーで行く。途中、運ちゃんが遠回りの道を通ったので憤慨したが、お金は支払う。どうも親切さに欠ける対応である。14時30分、ダムを歩き始め17時天幕場に着。テント設営後、ビールで乾杯し、21時頃就寝する。廊下帯入り口岩魚を焼く
■7/31 晴れ後曇り。4時起床、6時出発、渓流支度で行く。吊橋を渡り、右岸に降り立つ。徒渉を繰り返して行くと、両岸絶壁の廊下になるが、川幅広く明るい上、黒部と違い徒渉に困難な所はあまり無い。それでもザイルを使い徒渉する事が数回。廊下を過ぎると気持ちの良い明るい河原の谷。カモシカがこちらを見つめていた。カモシカの足跡を追うように遡行する。北ア稜線の雪渓もちらほら見える。支谷を分け、しばらく先のゴルジェは右岸の岩壁の水線上を越える。11時、C沢出合の辿り着く。大休止で竿を出すが、当たりは無い。出合よりのC沢はゴーロで一気に標高を上げて行く。こんなゴーロでは岩魚もいないのでは、と推測。とにかくテント場を探すことで、C沢左岸を中心にゴーロを登って行く。ゴーロが終わる直前(翌日解ったのだが)の滝の横に、砂地のテント場を見つけて早速設営。流木もいっぱいある。岩魚と、言うと既に登ってくる途中魚影を見ているので一応釣れるものの型とも数もイマイチ。まあまあの型を4匹、骨酒用の小型を一匹確保し納竿。焚き火でじっくりと焼いた。美味しい。20時就寝。
■8/1 晴れ後雨、曇り。4時起床、6時出発。本日はメインのC沢遡行で突き上げる日。岩魚は釣らないつもりで登って行く。ゴーロの滝は左岸より高巻く。と、直ぐに河原状の気持ちの良い沢になる。テント場もいくつかありそうだ。とたんに魚影が濃くなっていくのが解る。足を踏み入れる小から大までの水溜りに黒い影が走る私。中には全く動じない凄物の岩魚もいる。型も良い。左右よりいくつか沢が入る。C沢の水量もかなり減ってきている。この辺りから北アの山がでっぷりと腰を据えているのが良く見える。魚止と思われる小さな淵があり、そこで休憩。と、魚影がいるいる、竿は出さなつもりだったが、針を入れると早速尺物の登場、これはと入れると型の良いものばかり。松永氏にも尺物がヒット。面白くて止められない。まだまだ魚影があるが、一応止める。尺物を1つ刺身にし頂く。美味しい。残りは塩を振ってザックに詰める。C沢はゴーロで突き上げて行く。ゴーロが終わる辺りより雪渓が残っており、数箇所雪渓の上越して行く。右手より登山道が見渡せる所で右岸の草原を越えて行くと直ぐに登山道と合流する。ちょうど通りかかったおじさん+おばさん集団に尺岩魚を差し上げて感謝された。山小屋で休憩している内に雨となったが、小降りになったのを見計らいA沢へ下降する。しかし、行けどもテント場が無く、4時過ぎた所でやっと発見、結局2150mちかくの河原に設営する。焚き火を開始するが、雨が小降りで降り始め、テント内で飯を喰う。岩魚も焚き火に取残され、翌朝食べることになった。20時就寝。まだスノーブリッジが残る
■8/2 晴れ後曇り、雨。4時起床、6時出発。A沢を行ける所まで下る。支沢出合までは快適に下る。魚止の滝は右岸を高巻く。10時に支沢出合を過ぎた所で、結構でかそうな岩魚の魚影を発見。竿を出すと尺物が釣れる。さらに続けて釣れる釣れる。尺物の釣り堀である。生け簀で見物した後、全てをリリースした。核心部ははシュリンゲを岩にかけ下降。昨年より水量が多いことをここで実感した。連続する巨石を次々越えて行くと、両岸とも深い淵と激流で左岸を高巻き懸垂5mで下降する。この辺りを過ぎてから全身没する泳ぎが必要な状態になって行く。標高1500m地点で谷を全て埋める雪渓がブリッジとなって200m程度の長さで残っていた。上を越えていく。砂地の河原に13時着。本日の岩魚を確保する為、淵に竿を出す。尺ちよっと足らないクラスを2尾キープしさらに下降。泳ぎ、へつり、巨石のトンネルくぐり等難所随所を越えて16時過ぎ登山道到着。疲れた。昨年に比べ水量がかなり多い。へつっでほとんど越えられたはずだが、激流と深い淵で右往竿し、時間が予想以上にかかってしまった。ここまで来たら、と言うことで登山道を取水口まで下る。アップダウンと笹で見えない荒れた道を行き、18時取水口到着、テント設営。ほんとうに疲れた。岩魚はムニエル。21時就寝。
■8/3 快晴 5時起床、7時出発。一番天気の良い日。林道を行くとタヌキに出合う。ひたすら林道を逃げて行くものの対抗より登山者が歩いて来て、ちょうど我々とハサミ打ち。山側は岩壁、谷側も約100m崖となって落込んでいる。タヌキは谷側の崖に生えている木にしがみついていた。可哀相なので草々に通り過ぎてやった。主要道に出て電話まで歩きタクシーを呼び、温泉まで送ってもらう。なかなか良い温泉400円。その後バス、電車で帰省した。