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黒部赤木沢+五郎沢、薬師岳

東芝山岳部本社支部/太田、塚田
1995年7月27〜30
記録/塚田
赤木沢大滝赤木沢の明るい滝7月27日
 上の廊下、奥の廊下と遡行して来て気がかりな沢として残っていた赤木沢に出かけることにした。いつもの様に折立から入山し、兎平をベースにして周遊する計画である。梅雨明けの晴天の中、太郎平へ登る。太郎でオレンジでビタミン補給し薬師沢小屋へ。今回も竿を出しながら行くが、釣れない。前来たときより釣師が格段に入っている様であり、岩魚も少なくなった気がした。いつもの天幕場は今年も同じようにあった。早速テントを設営し、焚火の準備にかかる。
 夜の肴確保の為に赤木沢出合の急流の落ち込みに危険な岩場より竿を出す。25cmの良型が2尾を釣上げて竿を納める。前は泳いでいるのが見えたのであるが、目視では確認できなかった。寂しい。太田氏も1尾上げていて合わせて3尾。早速焚火で塩焼きにし頂くことにするが、今日は岩魚の照りが良いせいか、ピカピカしている。ガフリっと食うと、なんと甘い、ほんとに照り焼きであった。塩と砂糖を間違えてかけてしまった。砂糖がグラーニュー糖で塩の様に粒子状であって、間違えてしまった。仕方なく醤油をたらして頂いた。まぁそれでも美味しいことには変わりは無い。幸い骨酒用は何もかけていないので無事であった。
7月28日
 翌日も快晴、今日は待望の赤木沢遡行である。五郎沢を下降し戻ってくるので竿をもって出発。荷持ちが軽くルンルンだ。赤木沢出合まで竿を出すが釣れず。出合は本流左岸から赤木沢右岸にへつり、すぐ徒渉で左岸に、そして小滝を乗越して行く。
 赤木沢は明るく快適な沢である。快適な多段の滝の直登、コバルトブルーの淵、沢の周辺にはニッコエキスゲ等の高山植物が咲き乱れている。ほんとに美しい沢である。無理やりシャワークライミングを楽しんだり、パンツ一丁で淵で泳いだりと断然楽しめる。
 薬師よりの穂高連峰いくつかの小滝を越えていくと約30m大滝に出る。左岸の高巻道が付いている。大滝の後、二俣に分かれるが左(東)に入り中俣乗越を目指す。沢床は滑が続いている。黒いものが走るが山椒魚か?
 どこまでも細い流れがゆったり流れている。上流部の方が緩やかな事が、この沢の特徴である。流れが無くなった辺りは高山植物のお花畑である。ここで大昼寝をして休憩。何と言う気持ちの良いところだろうか。時折通りすぎるそよ風が気持ち良い。
 渓流ダビから登山靴へ履き替えて出発する。お花を踏まないように行くが、どうしても踏んでしまう。すみません。10分程度で中俣乗越の登山道に出る。後は黒部五郎への登りとなり大カールの中を行く。途中より五郎沢方面に分けて行くと自然と導かれる。
 五郎沢はここと言った悪場も無いが、感動する景色も無い普通の沢である。水量が増えてきた辺りから竿を出して今日の岩魚を確保していき、3時過ぎには兎平のベースに戻った。昨日の照り焼き事件に懲りていたので塩である事を確認して焼いた。
7月29日
 またしても快晴。のんびりとテントを撤収し、薬師沢小屋を経由して薬師平天幕場までが本日の行程。超のんびりペースで行く。太郎平への急登は疲れた。今日は岩魚無しで寝る。
7月30日
 太田氏をテントの中に残して薬師岳を目指す。薄暗い中出発し、途中のハイマツ帯でキジ撃ちし、朝の光を浴びている山頂に立つ。すでに大勢の人達が居た。薬師のカールが素晴らしい。槍から穂高が逆光で特に美しい。一時の大風景を楽しんだ後、駆ける様に下山し、テント撤収しいつもの折立に下山した。
以上