ホーム山行記録⇒2003年2002年2001年2000年以前源流釣][温泉山行][花の山行][低山巡り][地域別][百名山
テレマークの分類→【北アルプス信越国境上信国境上越国境尾瀬周辺北信五岳周辺八ヶ岳周辺東海北陸・中央/南アルプス東北

大毛無山1429m 容賀山1499m 2004年3月13日テレマークスキーツアー


歩行:6時間40分   メンバー:単独
場所:信越国境    記録 日:2004年3月13日
1999年3月13日の容賀山テレマークスキーツア

大毛無山は前から気になっていた山、というよりは大毛無沢が気になっていたのであるが。以前行った容賀山から見た大毛無山と沢の真っ白さが素晴らしかったのである。・・・しかしその以前行った容賀山は1999年3月13日、くしくも今日は2004年3月13日、同じ日なのであるが雪が、、、トホホ状態であった。おまけに吹雪と雨、さらに延々の歩きとなり久しぶりにまいった山行となった。
なお、アライスキー場はコース外に出るためにはゴンドラ乗場のインフォメーションで登山届を出す必要がある。リフト終点でもパトロールの事務所に声をかけてコース外にでる。

アライスキー場リフト終点9:20〜大毛無山9:35〜大毛無沢9:50〜悪水沢出合10:20〜出合左手の尾根〜容賀山北面の平坦地11:12〜容賀山頂直下(1440m)11:48〜北桑沢12:00〜澄川出合12:25〜720mの平坦地〜送水管斜面12:53〜日曹第三発電所13:10〜林道13:31〜アライスキー場駐車場16:00
↑大毛無山からの火打山と焼山、そして容賀山
容賀山は中段の左の山である。この北面が素晴らしいのです。お薦め斜面のはず。

←大毛無山からの粟立山方面
大毛無山頂には粟立山へツアする三人組もいた。

大毛無山頂は天候悪化の前兆か強風が吹いていた。なんとなくどんよりした快晴という感じの天気である。展望は良いがスカッとしない空である。しかし妙高、火打、焼山などの展望は素晴らしい。(写真は画像処理で多少スカッとした写真にしてみました。)
大毛無沢と妙高と火打山

これから滑り込む大毛無沢の源頭は真っ白でよい斜面である。しかし、数日前の超暖かい日に雨でも降ったようで、洗濯板状に波打った斜面でターンがしずらい。強風に磨かれてでカリカリとなっていたり、黄砂と雪の混じった斜面だったりしていた。
大毛無沢源頭を振り返る

カリカリと音を立てながら上部を滑りおりると幾分雪も柔らかくなって滑りやすくなってきた。沢には入らず尾根の方が快適そうなのでしばらくは尾根を行く。そう言えばリフト終点のパトロール事務所で聞いたのだが、今シーズンはアライから容賀山に行くのは私が二組目らしい。
大毛無沢の中間部

右手が沢で、ちょうど滝がある場所なので沢を離れて注意しながら滑り降りた。確かに滝はあり、5m程度の滝が水流をともなって出ていた。この時期にもう出ているのは先行きが不安になってくる。滝を過ぎた後は安心して沢床に降りて滑るが、結構狭く、滑りにくい。雪も腐ってきており、ダンダン快適とはいえない状態となっていった。
大毛無沢下部、もうじき悪水沢出合

沢床を滑っていくとなんとデブリが右手より入っていた。大きなものではない。左手よりは雪が落ちてくる。暖かいせいなのであろうか、あちこちの急な斜面では雪が落ちていたり、雪面にひび割れができていたりした。そのうち大規模にくるかもしれない。
悪水沢出合につくと既になんと沢は割れていた。今年は雪が少ないのか、積もり方が悪かったのか知らないが、既に結構トウトウと流れている状態であった。岩魚はいないかと目を凝らして見たが発見できず。ソロソロ竿をザックに忍ばせてツアする季節になりました。山スキー&源流釣り と言う新しいスタイルを今シーズン中に完成しないといけない。
出合の左手の尾根に取り付く

結構細い尾根に取り付いた。最初は北側斜面のためか結構固い急斜面にエッジを打ち込み気味に登る。斜度が一旦落ち着く辺りからはご覧の通りの雪となって、シールでもズボズボはまりながら登ることとなった。苦労する。
ここを登り切ると容賀山がドーンと見える1220mの北面の平坦地に着く。ここはブナ林でのんびりしたいところであった。
容賀山間近

1220mの平坦地に着くころから急に天候は悪化。お隣の不動山が先ず最初にガスの中となってしまった。さっきまでの青空はいったいどこに行ってしまったんだ、と思う間もない急激な変化である。不動山はガスとなったが容賀山は意外にしぶとくガスを寄せ付けない。視界があるうちに何とか山頂に到達できそうである。不動山と容賀山のコルは凄い勢いで風が吹いており、ゴウゴウと鳴いていた。
が、登るに従いコルにガスがビューンとやってきてあっという間に超濃ガスがコルを埋め尽くした。こちらもヤバイかな。
偽の晴れ間と容賀山山頂

かろうじてガスを寄せ付けていなかった容賀山も一瞬の内にガスの中へ。しかしガスとガスの流れの間の一瞬晴れ間っぽい感じが容賀山頂付近に広がった。
視界が悪くては容賀山北面の斜面を楽しめないので、もう少しだけ天気がもってくれることを期待しつつまだ登る。山頂はもう少しなのである。
容賀山北面の斜面と北桑沢入口

容賀山の北面は約400mの真っ白い大斜面である。天気が良いとすこぶる素晴らしいはずなのである。がこの写真が視界のあるうちの最後となってしまった。山頂まで僅かと言うところで北面斜面と山頂は全て濃いガスの中、そのうち吹雪となってしまい、山頂は断念。滑降も視界不良で楽しめない。全くこの天気の急変にはまいる。(天気予報では午後3時過ぎに曇り/雨)
下へ下へと滑れば北桑沢に入るはずなのだが、慎重に下って無事北桑沢に入り込んだ。やっとガスから開放され視界がある。しかし吹雪はボタン雪吹雪でカッパやザック、それに手袋もビショビショ状態となっていった。
巨大ブナ木と私

北桑沢の上部は広く明るい感じなのであるが、積もっている雪は、湿雪でターンがうまくできない。黄砂がさらにブレーキをかけるもんだから転んでしまう。マイッタ。北桑沢中間部辺りからは沢は所々開いており注意しながら下って行く。やっとついた澄川は大半が流れが出ていた。少々弱弱しいスノーブリッジを心配しながら渡る。OK。
右岸に出たあとはシールをつけて斜面を登り720mの平坦地に出る。雪は雨混じりで全身ビチョビチョ、シールもビチョビチョ状態で送水管を目指した。と、大きなブナの木がある森の中を進む。近くにあった大きなブナの木に寄るとやっぱかなり大きい。(大毛無山〜容賀山のツアでは立派なブナの木を見ることが多い。)
日曹第三発電所

送水管のある斜面に出れば、100mの下りで第三発電所に着く。送水管にぶつからないように滑り到着。ここで再度シールをつけて林道まで登り返すのだかシールが付かない。何とか片方の板だけシールが付いたので半々状態で林道へ登り返した。ここからは滑らない林道を歩き滑りし西菅沼新田の集落手前までスキーを使った。結構これが疲れた。
この後は、延々2時間近く雨の中の歩きでアライスキー場に戻った。今回の核心部はこの歩きだった様な気がする。