ここ数年、懸案となっていた某沢行きをとうとう決行です。今シーズンも中々天候に恵まれずにまた来年か、と思っていましたが折角の三連休(世間では違うが当社関係は三連休)なので少々の天候なら行く、と覚悟を決めていた。最悪引き返すつもりで出かけました。結果は天気予報よりはるかに良い天気となり、大満足。さすがに来たかった場所だむあって総合的になかかなヨカチンです。今シーズンの沢の締めくくりとしては最高でした。そろそろ寒いのですが、泳ぎなんかもしてしまいますし、なかなか緊張する滝登りもあります。夜、沢から見上げた星空は既に冬の星座のオリオンが、夏と違って謙虚気味の天の川も綺麗でした。さて、その記録は以下です。
◆某所〜某山〜某沢〜遡行〜泊〜某山岳稜線〜泊〜某山〜某所
先ずはアプローチです。

MTB利用し林道を行きます。歩きと比較してかなりの時間短縮ができます。が、シンドイです。そして山登りです。なかなかきつい登りが続いてやっぱりかなりシンドイです。天気は曇りなんですよね。明日からのことがこの時点では心配な天気でした。さて、そして入渓です。疲れた、と言う感じで休憩したりなんかしました。さて、ここまで前日までの忙しい仕事と寝不足がたたりガックリと来ています。しかしやっとここまで来たのは嬉しいですね。早速釣り道具を出して毛鉤を振り振り遡行開始です。
早速、毛鉤に来ました

一応、山で捕まえたバッタも持っていますが、なにやら毛鉤で十分です。ちなみにバッタにはあまり来ません。ここは毛鉤天国の様です。早速良型を2尾確保です。
しばらく遡行するとドーンと大きな滝です。ここは、直登はもちろん無理です。淵に毛鉤を投げますがここでは反応は無し。あまりにも大きすぎる淵でポイントに届きません。さてさて上上やぁ。一応高巻きのためハーネス付けて行きましたがザイル利用無しで沢底に戻れました。しかし残念なことに高巻最中に岩魚君を2尾とも山に落としてしまいました。沢に戻って気づいて悲しんでいると、なんと急峻な岩壁から岩魚君が滑り落ちて来ました。今度は山から岩魚ゲット。
そこそこ遡行し、天幕場発見。今日はここで泊。支沢のすぐ手前の左岸台地でなかなか良い天幕場でした。天幕後、夕飯のおかずをもう少しゲット。夜は星空がきれいでたまらなかった。

さて、翌日はなんと天気が良い。毛鉤振り振り遡行が続きます。いくつかの難所を越えていくと太田さんの竿が大きくしなり、飛び出したのは元気な尺オーバの岩魚君。申し訳なかったのですが、新鮮な刺身となりました。しかし、これが実に美味。うまい、感動チョチョギレ。残念なことは山葵がなかったことだろうか。筋肉質の岩魚君なのでコリコリと歯ごたえもあり最高の刺身でした。
で、毛鉤振っている余裕がなくなる

しばらく遡行すると険悪度が増してくる。まずは大きくて深いそうな淵、両岸が切り立った岩場の滝が出現。ここは水に浸かるのは寒いし左岸から越えようと偵察ですが、無理です。諦めて意を決っして泳ぎました。寒いです。
で、さらにこんな季節と言うのにスノーブリッジ、崩壊しそうです。ここは下を走り抜けます。さらにプロック崩壊地帯、ここも手こずります。ここをを越えてもう一度スノーブリッジ下の競争です。なかなかこの地帯は緊張させて疲れるところでした。
いよいよ詰めへ、滝が連続します

緊張地帯を過ぎると奥二俣、ここを過ぎると水量は一気に少なくなります。がまだまだいますね。
が、もう登りに専念です。小滝が連続しますが全て登れます。まぁ若干いやらしい感じもありますが、大丈夫です。で、最狭部のゴル、幅2m程度で両岸は切り立っています。スゴイ。
さて水量はさらに細くなりつつも相変わらす小滝が連続して、これでもか、と言う感じに現れます。徐々に沢遡行から滝登りになり、しまいはどうしても登れません滝です、7約10mで最初は右岸から登れますが、最後が逆層の上にほぼ垂直、手がかりがありません。ここは残置ハーケンにシュリンゲが垂れており、これで確保して右岸より左岸にトラバースし、滝上から垂れている木枝をもって力ずくで越えました。あっほっとステーション。
で、やっと稜線へ

この後もさらに小滝は続きます。最後のはここも垂直5m、左岸の草付きを小さく高巻きます。沢はもう水は流れない岩が剥き出しの通路状で登りやすいですが、両補脇からブッシュが飛び出してうるさいです。藪こぎ20分程度で稜線へ。8月の岩魚沢に比べると楽勝でした。
少し行って泊、今日は下で確保した岩魚をツマミにオガスに舌鼓です。岩魚の頭と尾を落としてから大量のバターに塩コショウのムニエルはコンガリ焦がすと最高に美味いです。本日はこれで混ぜご飯の上に、その岩魚本体を乗せた岩魚ムニエル丼です。定番の塩焼きも美味しいですね。
夕方はガスが出ましたが夜は昨日に続き、素晴らしい星空で流れ星もキラリ。
今日は下山です

日の出で山は綺麗です。遠くの**も見えます。気持ちの良い稜線を歩いていくと山小屋に荷揚げでしょうか、ヘリが飛んでいます。稜線は急峻な岩場横を通ったり、気持ちの良い草原を通ったりと変化に富んでいます。最後は尾根を下って下山。
デポ地に戻り、一路温泉へ。その後、そばを頂いて今回の楽しい山行も無事終了です。

しかし、良いところでした。

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名渓の某沢 久しぶりに厳しい沢だった


歩行:かなり有る    メンバー:太田、塚田
場所:某所       記録日:2006年9月22日〜24日