6/3,4,5と三連休であったが3,4は田植えの準備で忙しい、ついでに天気も芳しく無く5日の好天を待って出かけてみた。前日より東京より佐藤さんが白馬山荘にいるので山頂付近で電話でもしてみて近くにいればその辺の斜面を一緒に滑っても良いかと思って猿倉を出発した。さて出発しようかと準備していると、お声をかけてくれる方お一人。先週小日向のコルで追いつかれた方たちであった。やはりこの時期行く方面は限られるのである・・・。天気予報では9時過ぎに晴れてくる予定である。まで見上げる山々にはガスがかっている。、天気が回復するのを信じて雪の気配のまったく無くなった林道を行きます。
さて林道を行き、とうとう登山道になる所まで雪は消えていた。スキーが使えるのは白馬尻小屋(建設中)の手前からである。見上げる大雪渓は相変わらず上部はガスである。早く晴れてこないかなぁ、と思いつつデゴボコの大雪渓を登って行きます。先週と同じ様に、大雪渓はボコボコ斜面が一部雪上車が走った様な感じで雪面が白くなっている所が延々と上部に繋がっています。それを利用してシール登行が楽です。(いったいあの白い繋がりは何なんですかね。皆が同じ所を滑った跡なんでしょうかね。)私の先には何組がチラホラと先行しています、途中、休憩している山スキーの二人連れからお声を頂いたら、なんと今シーズン二度目の対面となった”SMてい”さん達であった。今日の大雪渓付近は、行き場を失いつつあるその筋の方達なのである。
トイレ小屋を過ぎた辺りからガスの中から飛び出したみたいで一気に青空の広がる世界に飛び出してしまった。やはり天気は良いのだ、日焼け対策しなくっちゃと日焼け止めクリームをもう一度塗って稜線に飛び出した。雲が多め、谷間はガスがかかっている所が多い。剣も山頂は見えるが大半はガスの中だったが、目指す旭岳は青空の下である。
猿倉5:47〜白馬尻(雪渓末端)6:25/35〜大雪渓トイレ小屋8:36〜稜線9:20〜旭岳9:45/10:00〜南面滑降〜清水谷2450m10:15/35〜旭岳11:50/12:15〜東面滑降〜東面途中の台地12:22/30〜柳又源頭12:32/40〜稜線13:14/25〜大雪渓滑降〜白馬尻13:50〜猿倉14:40
旭岳東面に滑り込んだ山スキーの方

シールでそのまま旭岳山頂へ登行していると上から見下ろしている佐藤さんを発見。やぁやぁと言うことで山頂で無事合流。清水谷を滑ると聞いていたので、南面から谷に滑り降りた跡がまだ無かったのでもしやと思っていたらやっばり居た。佐藤さんに待ってもらって二人で南面を清水谷に向けて滑ることにした。ちょうど旭岳山頂で滑降準備をしていると東面を滑る方がいた。ついでに二号雪渓も滑ると言う。東面を滑る写真を撮らせて頂きました。
旭岳南面上部を気持ちよく滑る佐藤さん

さて我々は南面滑降開始です。南面は適当な斜度で快適です。この時期最後の楽しみかもしれない大斜面に満足至極てす。
清水谷にいよいよ入り込む

清水谷には西寄りに回り込んでハイマツに挟まれた雪の繋がりを利用して降り立ちました。振り返るとシュプールが綺麗についていて満足。
清水谷左俣を滑る

狭くなった谷をさらに行き、谷がS字に屈曲し雪で通せんぼされた地形になっている部分滑降終了、西又出合の手前です。
ここで佐藤さんは白馬鑓方面に私は再度旭岳山頂を目指して別れました。運良く行けば15時に猿倉で集合です。
滑り降りたところをそのままシールで登り返します。結構斜度の厳しい所もありましたが何とか再度山頂到着です。南面をひたすら登っていきーましたが誰も滑り降りてきませんでした。さすがその筋の方達もスキーを後片付けしてしまって減ってきていますね。谷間のガスは雲と変わって周りの山々にも迫ってくるのですが、なぜか旭岳は晴れています。
東面を振り返る(途中の台地より)

山頂につくと大雪渓で一緒をになった”SMてい”さん組に再度合流し、昼飯食いながらしばしの情報交換です。お二人さんは南面を滑ってそのまま降りると言うことなのですが。私は西面?、北面?、とビールを飲みながらどうしようかなぁと一応思った末に東面に決定。東面にはどうやら二人程度のシュプールがあり、それを見ると何とかなるさ、と言う決心もついてくる。さて東面大きく斜面を使い滑りこむと、ザーッと自分の切った雪がザラメスラフとなって流れていく。数回ターンをして高度が一気に下がり、スラフをやり過ごしてまた滑るで行く。東面半ばには雪割れているので右より回りこんで行く。そんなことをしていると上部の急斜面はもう終わりである。以外にあっけない東面である、というのが素直な感想だがそれなりに緊張させてくれて良い斜面であった。。
柳又の源頭より東面を見上げる

後は柳又源頭までお気軽にバサバサと気持ちよいターンをしていけば到着となる。さすが、ここから見上げる東面はいかにも急なのであった。先ほどの青空も曇天になりつつあり、旭の山頂にもガスが流れてきている。さてここから柳又を滑って下まで行くのも良いし、・・・と熟慮した結果、今日は大満足なのでソロソロ帰ろう。田植えの準備もまだ残っているし。
コルまでは100m弱の登り返しだろうか。さらに稜線まで少しの登り・・・。ドッと疲れて稜線に到着。行動食をかじっていざ大雪渓に向けて滑り込み開始です。
↑柳又谷源頭 いや〜、いつ見てもこの源頭 いいっすよね。

小屋上から滑りだして僅かに岩の間に繋がった雪を利用して上部の雪渓に出る。先行する"SMてい"グループに追いつき、挨拶をしてそのまま大雪渓上部の少し急なところに入ります。ここは左に左に行きながらターンし続けます。あぁ〜疲れる、大雪渓は長くて疲れます。

←もう新緑が映えまくりの季節
林道脇の雪解け水でスキー板を洗い、綺麗にします。山の水で板を清めるのが最近の習慣です。林道ではもう高山植物っぽいお花が咲いています。木々の緑もいっそう青々していて新緑真っ盛り。いよいよシーズン終了したのだろうか・・・。

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旭岳 南面(清水谷2400m位)&東面2856m テレマークスキーツア


歩行:8時間50分    メンバー:単独(途中佐藤さんと合流)
場所:北ア       記録日:2005年6月5日