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雨飾山1963mと 信州のカムイワッカ温泉


歩行:4時間10分   メンバー:単独
場所:信越国境    記録 日:2004年6月13日

どうやら梅雨の晴れ間が期待できそうな天気、テレマークスキーシーズン後の初山行はどこにしようかと思いを巡らせ雨飾山に決定。この山頂は久しく訪れていないし、北尾根のスキー滑降と荒菅沢の滑降の偵察をかねてである。それと出発地の都忘れの湯は最高なのでその入浴も目的とした。・・・しかし雨飾山は晴れ間とは縁遠く、終始展望は無かった。かなり残念なので、昨年秘湯ツアで訪れたものの泥沢状態で入浴のできなかった信州のカムイワッカ温泉を帰路のついでに寄ってみた。
梶山新湯・雨飾山荘6:30〜いっぷく処(1400m)7:17〜笹平分岐8:40〜雨飾山頂8:57/9:10〜梶山新湯・雨飾山荘10:40
、その後 都忘れの湯 へ入湯後 信州のカムイワッカ温泉へ
北尾根途中の池にはカエルの卵がダラリ

自宅を4時30分に出発。もう既に外は明るい。もっと早起きできれば良いのだがこの時間が限界だろうか。
一路梶山新湯の雨飾山荘へ向かう。さてキジを撃ってから無雪期・登山の今シーズンインである。靭帯損傷はまだ完治では無いのだが、その完治へのトレーニングも兼ねてである。・・・ブナ林の中を登り薬師尾根へ、北尾根は薬師尾根と言うらしい。雨飾山はガスの中であるが、駒ヶ岳から鋸山への稜線は晴れ間もでている。山頂に着く頃には晴天になっていることを期待しつつ登る。途中の池にはナント枝から大量のドロドロたものが垂れていた。良く見るとカエルの卵である。枝から落ちた池の中にも大量の卵があった。
山頂の断崖に咲くハクサンイチゲ

笹平分岐を過ぎると果然お花が多くなる。シラネアオイが笹の中にいっぱい咲いている。ハクサンイチゲも多い。その他にはイワカガミとハクサンチドリ等が目立っていた。
山頂に到着したものの展望は無し・・・ガッカリ。仕方なく断崖よりに咲くお花の写真を取って満足することにしました。断崖は冷たい風が吹き上げていて意外とお花の種類も多いのかもしれない。。
断崖近くに咲いていたミヤマハンショウヅル(と思う)

断崖きわを注意しながらあちらこちらへ。見慣れない花が咲いていた。何だか知らんがとりあえず撮っておきました。家に戻ってから図鑑片手に調べた結果、きっとこれはミヤマハンショウヅルと言うものだろう。花の下から撮りたかったのであるがちょっと危険すぎるのでこの角度となってしまった。
雨飾山山頂のおじさんおばさん軍団

途中に追い越したおじさんおばさん軍団20名ぐらい。中高年ブームなのである。そんな事思っている自分も中年なのである。しかし参ったなぁ、もうそんな年で、という感じである。
軍団を残していそいそと山頂をあとして、もう一つの滑降検討コース下見のため西よりの高みに寄る。フトン菱の断崖の西よりのルンゼはどうも滑れるらしい。大渚山から見ると ”くの字” のルンゼが見えているのだそれである。しかし展望は全くないのでなんとなくそうなんだぁと勝手に想像して偵察終了。
下山途中から見た鬼ヶ面山

2001年の10月27日に駒ヶ岳〜鬼ヶ面〜鋸山〜梶山新湯を歩いている。なつかしい山々の縦走路が見えている。けっこう危なかっしい道だつた。また近々歩いて見ても良いコースである。今度行くとしたら途中から海谷渓谷に降りても良いかもしれない。それで岩魚を釣って下山と言う計画となる。・・・素晴らしい計画かもしれない・・・。やっぱ夏は沢と岩魚だ。
そんな事考えながら一目散に梶山新湯・雨飾山荘へ。下山後は500円をちゃんと払って(えらい)、露天の都忘れの湯に入湯。ほぼ1年ぶり。やっぱこの温泉は最高だわ。独り占めして大変満足満足。(今度実家の親父とお袋を連れて来てやろうっと)
信州のカムイワッカ温泉へ

しかし予想に反して雨飾山は全く展望の無いガスの中登山となってしまった。が長野に戻る空は完全に青空。どうしたもんかと思いながら考えついたのが、熱泉渓谷の信州のカムイワッカ温泉再訪である。去年、長男と来るとなんと泥湯渓谷となっており、とても入湯を考えられる状態ではなかった。今年は大丈夫だろうと言うことで行って見た。・・・そうすると 大丈夫 OK OKである。しかし雪融けで少々水量が多いかな、と思うものの構うもんか。
で、この状態。かなり感動的な満足状態へ突入

ちょうど滝つぼ部分は適当な深さで素晴らしい露天となっていた。神様が作りたもうた自然の完全な姿である。(大げさ過ぎたかな) この滝の上と滝の側面からチンチンのお湯が噴き出したり岩を流れ落ちてまぁまぁの湯加減になっている。少し雪解けで水量が多いので滝下部分はぬるいが、岩側部分は最高の湯加減であった。これでこの温泉も制覇できいたく満足しております。
この写真を撮るためには、セルフタイマーを利用したが結構大変だった。フルチンセット、急ぎ素足で露天に飛び込むのは足裏が痛かった。が、まぁ何とか撮れました。
信州のカムイワッカの全景

しかし、とうとうと流れている温泉沢の中、誰も見ていない快晴の青空下、スッポンポンでうろうろするのは気持ちが良いことである。
さて、帰ろうべと着替えをしていると沢蟹が死んでいる。カエルも茹っていた。この上から流されてきて茹ってしまったものと思われる。なにしろ源泉は猛烈に熱いのです。この上は温泉が湧き出している部分は無い様なので普通の沢なんだろう。
温泉からの帰路、小さな祠とお墓があった

向こうの山の緑も素晴らしい。全山緑緑である。とても気持ちの良い季節。
温泉からトボトボ歩いて戻ると小さな祠と傾いた墓石がいくつか並んでいた。昔からこの辺りの人は、滝つぼで温泉を楽しんで一生を閉じたのだろうか、と妙に人生観に浸りながら青空の下戻っていった。