前日は猫又谷と猫又山、今日は赤谷山。秋の赤谷山も良かったがさぞ雪の赤谷も良いだろうと期待の山である。。ブナクラ谷は猫又と比べると沢が割れてしまっている。1800mの鞍部に登るきると毛勝三山と後立山の展望がバーンと飛び込んでくる、山頂につくと今度は剣の大展望。ここは展望の山なのだ。山頂からの尾根筋滑降は斜度もあり、少し緊張。というのが概要なのです。
馬場島5:58〜取水口6:36〜1210mのもう板を外さなくても良い地点7:45〜1450m分岐8:20/9:00〜1800m鞍部9:55〜2175m平坦地11:20〜赤谷山11:45/12:27〜1800m鞍部12:38/13:10〜1450m分岐〜取水口13:41〜馬場島14:10
↑赤谷山頂よりの剣岳
北方稜線が剣へ連なる。よく見ると縦走している。早月尾根には米粒の様な登山者が見えた。
ブナクラ谷の全容。突き上げているのがブナクラ峠

1800mの鞍部へ突き上げる谷は右手で見えていませんが、ブナクラ谷はこんな感じになっていました。今日は昨日同様に暑いので、Tシャツに綿パンです。これでも暑いのです。風が結構吹いていたので一応しのげました。昨日と違い昨夜の冷え込みはさほど出なく雪は凍ってしませんでした。朝からザラメです。
ここまで取水口への林道の橋は落ちていたのでスノーブリッジを渡りましたがアレが落ちたら渡渉が必要です。さらにその上の堰堤も雪が繋がっておらず夏道を数度使い、非常にメンドウでした。やっと1200mを越えた辺りで安心してシール歩行ができる状態なのです。
1800m鞍部よりの折尾谷(手前の尾根で実はよく見えない)

1800mの谷筋を随分と地形図と比較して悩んでしまった。先行の登山者が右手に入るのでいるのでソチラか、と思いつつもまだ上部で分岐するのではとかなり悩んだ。赤谷尾根に突き上げる沢を見過ごしたのと高度を合わせずここまで来てしまったのが悩んだ原因。こんと゜゛は注意しようと、総合的な地形の判断して先行者の登る谷に入った、とこれが正解であった。鞍部下にはテント一張りあり、赤谷を往復している様であった。折尾谷も魅力的な斜面を見せていたがことらは次回の宿題としておこう。
毛勝三山と2175m平坦地にいる登山者

1800mの鞍部より山頂まで約450m、途中に平坦地が二度ほどでてくる。その都度休憩したくなるがガン張ってそのまま登りきった。2175m平坦地を過ぎ振り返ると毛勝三山が素晴らしい。後続の登山者も休憩の様だ。さて、ここまだ平坦地の間は結構な傾斜の斜面の直登で、帰路のスキーが何となく恐ろしい、と思ってしまった。まぁ何とかなるだろう、と言う気軽な発送で山頂まで最後のアルバイトだ。・・・山頂直下は夏道が出ており、そちらで山頂の雪原の一角に飛び出した。と一歩一歩と高度を上げると剣岳が顔を出してくる。赤谷の素晴らしいところはこんな剣の現れ方である。
赤谷山頂で剣と記念写真

秋の赤谷も最高だたが雪の赤谷もまたぐっと良い。ただ残念なことに期待していた雪斜面の中に花崗岩の林立する前景と剣と言う構図にはならなかった。雪で全部の花崗岩の柱が埋まっている様である。もの凄い量で花崗岩の小さなカール地形を埋めている模様。まぁそれでも最高の景色で満足である。

と、休憩をひと時済ましたら後続3人組登山者が登ってきました。さて、私は滑降開始と行きましょう。
鹿島槍が鋭い!

滑降開始前に写真も撮っておきましょう。毛勝と剣はもちろんなのですが、鹿島槍も個性のある鋭いピークを天高く向けています。ここからの鹿島槍も良い形です。
ではソロソロ行きます、ということで滑り込みです。先ずは丸い山頂から2ターンも尾根に滑り込むとグッと落ち込んで行きます。雪はザラメです。登りでは恐ろしいなぁと思っておりましたが結構イイじゃんと言う感じでこなして行きます。2175mの平坦地にら滑りこんで次の第二段の急斜面にそのまま滑り込みます。ここも快適快適と余裕のよっちゃんで滑り、1800mの鞍部到着。難点は鞍部上部でブッシュの中を抜けるところです。
1800m鞍部でランチタイム

ここでは残念なことにビールがありません。あるのはパン3つ、チーズ、水、とトコロテンです。昨日スーパで買ったトコロテンを食するのが楽しみだったのです。暑いですから、やっぱりサッパリとトコロテンです。先ず雪で良く冷やします。そして特製秘伝のタレ(袋にそう書いてある)をかけて出来上がりです。ツルツル、ヒエヒエで最高の食感です。ものの数秒で終わりましたが今後春スキーにはお薦めの行動食です。但し、袋をザックの中で破く大変なことになるかもしれません。
で、滑降の続き。1800m鞍部より1450mのブナクラ本谷出合までは一気です。こちらはちょうど良い斜面です。
ブナクラ本谷を見下ろす、とコット谷があそこに。

もう随分と木々が顔を出してしまっているブナクラ谷です。そろそろここはスキー終わりでしょうか。登山者が歩きで下っていきます。スキーなら楽チン簡単に下れますから歩くのは大変と思いつつ、サッと通り過ぎさせて頂きました。向こうにはコット谷が白く見えています。あの他にもアプローチは渡渉でしょうか、来年のテーマとさせて頂きましょう。
白萩川より剣岳

取水口下で、もう崩壊しそうなスノーブリッジで左岸に渡り林道に出でスキー滑降終了です。林道を暫く歩くと芽吹いた新緑と剣です。良い景色だなあとここで谷筋の水で顔を洗い、サッパリして馬場島に帰り着きました。馬場島では家族連れのファミリーキャンプが増えていました。帰路昨日のスーパでお土産のホタルイカを買って長野までサッと帰りました。夜はホタルイカの刺身でした。

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赤谷山、ブナクラ谷2265m テレマークスキーツア


歩行:8時間12分    メンバー:単独
場所:北ア       記録日:2005年5月4日