安房山は実に4度目にしてやっと登頂ができた。ここは年末年始に何度も目指したのだが中ノ湯ゲートでおじさんに駐車禁止と言われて遭えなく撤退を繰り返してのである。が、今日はさすがに客も少ないみたいで中ノ湯駐車場に停めさせて頂いたが、特に問題は無かった。このコースは山頂から小船に落ちる小船シュート(標高差550m)と中ノ湯シュート(標高差370m)の二本が楽しめる。激パウダーの時期に再訪したい所だ。
◆中ノ湯7:55〜1911m南のコル9:10〜安房山10:31/50〜小船シュート〜小船11:15/55〜1911m南のコル13:04/15〜中ノ湯シュート〜中ノ湯13:35
コルより少し上の稜線を進む

中ノ湯のおばさんによれば3日間雪が降り続いたとのこと。確かにおばさんの除雪する車は50cm程度積もっている。
中ノ湯から裏手に広がる1911m南のコルに突き上げる中ノ湯シュートを登る。上部に這い上がると少し急傾斜になり稜線の雪庇から絶えず雪片が落ちてくる、雪庇に落ちられては適わんので南よりの尾根に上がり安房山への稜線に出た。背後には焼岳が大きく白く見える。・・・残念なことに本日は快晴だはあるが、黄沙の影響らしく北アの山々は霞んでしまっていた。
小船シュートを目指して山頂より少し戻る

コルから山頂までは雪庇が張り出した尾根を登る。風が強い。山頂直下はソコソコ急な登りでここを過ぎると細長い安房山山頂の一角に出るが、山頂はまだこの先。一旦下って再度登り返すとアンテナ?が林立する山頂となる。最高点は雪庇の一角であった。なにやらこの施設の管理建物もある。興ざめではあるが南は乗鞍、北は焼岳、東は霞沢岳などが見渡せる。
さて本日一番のお楽しみである小船まで一気に落ちる小船シュートに向かいましょう。山頂より来たトレースを戻り北峰?から滑り込みます。真っ直ぐ白谷山に向かって滑れば小船シュートです。
小船シュートの滑り

尾根より飛び込みます。この数日の降雪でパウダーです。重めですが、快適な滑りなのです。ドンドン先に滑り落ちて楽しい絶叫滑走となってしまいました。仲間もドンドン滑ります。いやいや来た甲斐がある斜面です。上部は少しだけ急なところもありますが、一応に綺麗な適当な斜度が延々と続いていきます。右に左に広い斜面を雪質の良い所を見つけて滑りこんで行きました。ヤッホー。
小船シュート中間部よりのシュート全景、向こうは白谷山
(太田さんが滑り落ちて行きます。)

小船シュートは標高差約550m、一直線に小船の窪地まで続いています。真正面に白谷山を置いて滑り込むなかなか景色の良いところです。焼岳を入れたり、年末に行ったアカンダナ山を入れたりしながらの撮影アングルもあったと思うが、何だか滑りが楽しすぎてドンドン滑り下ってしまった。とにかくサラリーマン40才台の休日
は楽しければ良いのである。まぁ仕事も多少気にしなければならせないがこれが健康の源なのである。
さて、次から次へと綺麗なシュプール描いて皆小船に到着です。ここでビールにランチです。あ〜ぁヨカヨカ。
小船、コルを目指して小船を縦断します

小船は不思議なことに四方山に囲まれていて流れ出る沢はありません。と、行っても池になっているわけでも無いみたいで不思議なところです。この時期はもちろん真っ白な雪原で気持ちのよいところです。ここでビール+ランチ休憩してノンビリとして、いよいよ本日最後の登りとなるコルまでの標高差250m行きです。
小船の東北端よりコルへと突き上げます。・・・気温もかなり上昇してスキーが重たく湿っぽい雪にうまりスキートップが上がりません。ラッセルを皆でしてやっとコル。再度焼岳や霞沢岳の展望が迎えてくれました。疲れた。
中ノ湯シュート上部の滑り

上部の斜面を我々3人で荒らします。小船シュートより貼るかに重たい湿めっぽい新雪ですが、グイっと掻き分けてターンを描きます。時々思い雪に負けて転倒したりしながらも楽しく最後のお楽しみバーンを行きます。下には釜トンネルの入口も見えています。よく見ればどうやら中ノ湯の宿も見えています。ここは中ノ湯から良く見えている斜面なので一応かっこよく滑りましょう。
中ノ湯シュート中間部よりの全景、向こうは霞沢岳
(佐藤さんが舞いながら落ちて行きます。)

小船シュートは白谷山を目指して、でしたがこちらは霞沢岳を目指して真っ直ぐ落ちて行きます。広い斜面を使い、大きく舞ったり小さくターンしたりと楽しませてくれる良い斜面です。
下部で林道が出合い、ひと滑りで中ノ湯の宿到着です。もう雪は湿質状態でかなり重重になってしまいました。今日はかなり暖かい日だったのです。
お風呂セットを持って中ノ湯へ、700円。露天もあります。日本秘湯の会の宿ですが、近代的な旅館に様変わりしてしまっていて少々残念ですな。湯はおそらく旧中ノ湯から引き湯していると推測。赤怒谷付近の湯なのか? 一風呂浴びて汗を落としたら乗鞍高原の駐車場に移動して夕食を兼ねて酒のんで休憩、夜もソコソコに撤収し、帰路につきました。

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安房山2219m テレマークスキーツアー 


歩行:5時間40分    メンバー:佐藤、太田、塚田
場所:北ア        記録日:2006年4月1日